有限会社木村建設工業の正社員・転職・求人

未経験入社の方のステップアップ方法と目指すゴールは？

 
未経験者の方には、道具や技術などの呼び方から教えています。
月に1回社内勉強会を開催し、今後の計画やお客様からの指摘などをフィードバックしています。
やるからには一人前の職人になってもらいたいので、資格は優先的に取るように言っていますね。
資格を取れば、手当も増えていくしね。
独立したい気持ちがあるなら、若いうちにやったらいいと思っています。一からはじめて独立した人は、5〜6社位になるかな。
自分のところで働いてほしい気持ちはや辞められてさみしい気持ちはもちろんあるけど、仕事の応援をしたり
してもらったりの関係性があるので、嬉しい気持ちのほうが大きいです。

天候に左右される職種なので、日給月給制だと収入面が心配なのでは？

生活第一に考えて、最低でも20日位は保証できるようにサポートはしています。
逆に働いた分増える楽しみもあります。
働き方改革で実働時間が減ったり、土日休みの企業も出てきたので、ある程度単価も上げて。
また、決算後、賞与として従業員全員に配るようにしていますね。年3回かな、これも頑張るモチベーションにもしてほしいなと思っています。

働きやすい、働いてみたいと思われる会社にするためにしていきたいことは？

とび職は身につけたら一生涯の技術です。会社を変わっても、独立しても、この資格と技術さえあれば飯が食っていけるので、そういう風に若い人を育てたいです。
例えば、ミスをしたら人のせいせず、事実を伝えてと言っています。やってしまったことはやったことでいいから、今後の対策を一緒に考えていくほうに注力したいです。
会社と従業員が一体になってやっていくのが、私の夢でもあり希望でもあるんです。一体にならないと務まらない仕事ですしね。

どんな方を求めていますか？

身体を動かすことが好き、手に職をつけたい、やる気がある人です。
先輩職人も、後輩を一人前にしようとおもったら言葉が粗くなることがあります。でも、それで「向いてない」という考えは持つなと言ってます。安全第一の現場では、言うことがきつくなることも多々ありますから。いい職人になれよというエールだと受け取ってください。それを埋めるために、慰労会、親睦会、忘年会など社員同士がコミュニケーションをとれる場所を用意していますので、活用してもらいたいです。

難しいこと、大変なことは？

 
工期があるので、間に合わせること。そこを一番きちっとやっておかないといけない。足場の組み立てをして、初めて次の仕事が進んでいくから。まず、自分たちの仕事が遅れてしまうと皆さんに迷惑がかかります。
遅れそうなら頑張らないといけないし、早く終わればよかったってなりますし。天候上（台風・大雪）問題がない限り、基本的には守りますよ。

年齢幅もあると思うけど、会社の雰囲気はどんな感じ？

 
皆仲いいのでしゃべりやすいと思います。自分も最初は21-22歳で入社して、それこそ上の人はずいぶん離れてた。先輩も15歳位上だったけど、そういう人たちに引っ張ってもらって今までやってこれました。
仕事は自分で覚える！みたいな意気込みがあったほうがいいかな。皆がやってることを見ながら覚えて実践して、自然とやれるようになっていくから。それに、手取り足取り説明してたら面白くないんじゃないかって思います。自分でやらないと、コツみたいなものがつかめないから。それは人に教えられてもわからないからね。でも、そういうコツがわかってくると面白くなってくるんですよ！
少し前までは20代の子がいました。７年くらい働いてくれていたけど県外に出たいという夢をかなえるために退職。
一緒に仕事する以外にも社員旅行や忘年会など参加してくれる子だったので、いろんな話をしたり一緒にお酒を飲んだり、ゴルフをしたり
自分の息子みたいにかわいがっていたので退職は少し寂しかったです。今はきっと頑張っていると思いますよ。

日給月給制なのはどう思う？

 
完全な月給制じゃないので、休めば減っていくけど、家族との時間も大事なので子どもの用事など比較的自由に休めてよかったと思っています。

仕事の醍醐味は？

 
自分が関わった建築物はみんな覚えていますね。子どもに「ここやったで」と言えるのは嬉しいです。思い出深いものは、松江城の改修や出雲ドーム。なかなか携われるものではないから貴重な体験でした。
堀川遊覧船近くの地ビール館の時は、作業中に子どもが保育園の見学で来たこともありました。かっこいいお父さんの背中を見せられたかな…小さかったから覚えてないか。
現場は色々なところに行くので仕事をする場所が変わるのも面白いところです。
プライベートで遊びに行っても道に詳しくなるから便利ですよ。山陰の道は知らないところがないかも！

勤続38年の大西さん。長く続けられる秘訣は？

 
体力的には、若い時に動けるだけ動いてたからなんともないです。それをさぼってしまうと、いつまで経っても辛いかな。ふとした時に、身体が何を持っても楽にできる！と思った瞬間があったんですよ。若い時にやっていけば、長年続けられるパワーと手に職が身につきます。