転職活動でモチベーションが下がった時に維持するための7つの方法

求職者向け


転職活動をしている方の中には、自分に合った企業に出会えなかったり内定が貰えなかったりと、転職活動がなかなか思ったように進まずにモチベーションが上がらない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、じょぶるのアドバイザーが転職活動のモチベーションを上げるための方法維持する方法についてご紹介していきます。
転職活動中でモチベーションが上がらず悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。



転職活動でモチベーションは上がるものではなく下がるもの



みなさんの中には、転職活動が思うように進まずモチベーションが下がってしまったという方もいるのではないでしょうか。
そもそも転職活動におけるモチベーションは、上がるものではなく下がるものとして認識しておくのが良いです。
転職活動の期間が長引けば長引くほど、転職に対するモチベーションが下がるだけでなく自信もなくなってさらに転職活動が上手くいきづらくなってしまいかねません。

転職活動でモチベーションが下がる理由としては以下のようなものが挙げられ、これらが自信の喪失ストレスになってモチベーションの低下に繋がります。

自分が望む条件の転職先がなかなか見つからない
書類選考や面接で落ちてしまう
自分が思っていた市場価値と実際のギャップ
家族や周りの目線が気になってくる
現職が忙しく転職活動に集中できる時間が取れない
これらの転職活動でモチベーションが下がる理由について、具体的に確認していきましょう。


自分が望む条件の転職先が
なかなか見つからない



転職活動でモチベーションが下がる理由の1つに「自分が望む条件の転職先がなかなか見つからない」というものが挙げられます。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」が2007年に行なった調査によると、離職理由として多いのは以下のようなものです


離職理由 割合
給与に不満 26.6%
会社の将来性・安定性に期待が持てない 22.6%
労働時間が長い 21.8%
仕事上のストレスが大きい 21.7%
職場の人間関係がつらい 15.6%
キャリアアップするため 12.9%
仕事が面白くない 12.8%
参照元:若年者の離職理由と職場定着に関する調査|(独)労働政策研究・研修機構

離職理由としては、給与面労働環境といったものが上位に入っており、他にもストレス人間関係が問題となって離職するケースが多いことが分かります。
また求職者に対して行われた調査によると、転職で重視する条件は以下のようになりました。


転職の重視条件 割合
給与に不満 31.8%
会社の将来性・安定性に期待が持てない 14.2%
労働時間が長い 9.4%
仕事上のストレスが大きい 9.3%
職場の人間関係がつらい 8.8%
キャリアアップするため 5.5%
仕事が面白くない 5.4%
参照元:若年者の離職理由と職場定着に関する調査|(独)労働政策研究・研修機構

給与面に不満を感じて仕事を辞める人が多かった一方で、転職時に重視する条件には「仕事の内容」「労働時間・休日・休暇」などを重視する人が多くなっています。
このデータから推測すると、転職活動を始めた当初は給与重視で求人を探していたものの、なかなか思った条件のところが見つからなかったため条件の優先順位を変えて「仕事内容」「やりがい」重視で探すようになった可能性もあるでしょう。
つまり当初の自分が希望する条件の転職先が見つからなかったために、多少の妥協を強いられることになりモチベーション低下に繋がる場合があるということです。


書類選考や面接で落ちてしまう



転職活動では書類選考に通過しないと面接に進めないことがほとんどですが、書類選考で何度も落ちてしまうと自信喪失に繋がってしまいます。
人によっては、「書類だけで自分の市場価値や人材を判断されてしまうのか」「会ってさえもらえないのか」と感じる方もいるでしょう。
さらにようやく書類選考を通過して面接に進んでも、面接で思うような結果を残せずモチベーションが下がる場合もあります。
加えて企業によっては一次面接・二次面接・最終面接と複数回の面接が行われるところもあり、「最終面接まで進んだのに落ちた」となるとモチベーションが下がってしまうのは仕方ないことかもしれません。


自分が思っていた市場価値と
実際のギャップ



前職もしくは現職でしっかりと実務経験を積んできたはずなのに、いざ転職活動を始めると面接どころか書類選考にも通らない状況が続いていると少しずつ自信がなくなっていきます。
面接や書類選考で落ちるたびに会社から「うちには不要な人材だ」と言われているような気持ちになってしまってどんどんモチベーションが下がっていきます。
自分としては十分なキャリアを積んでそれなりにあると思っていた市場価値企業から見た実際の市場価値とのギャップに落ち込むことが原因で、モチベーションが下がってしまうのでしょう。


家族や周りの視線が気になってくる



なかなか転職がスムーズに行かず書類選考や面接に落ちていると、次第に家族や周りの視線が気になるようになってくることも珍しくありません。
特に転職活動に集中したいという理由で仕事を辞めてから転職活動を始めてしまうと、転職先が決まらない分だけ無職期間が長引くことになり周囲からも心配の目で見られるでしょう。
そうした周りからの視線や心配の気持ちがプレッシャーとなって焦りが生じてしまい、余計に転職活動が上手くいかなくなる可能性があります。
「早く再就職しなくちゃ」という気持ちと「自分に合った会社に転職したい」という気持ちに挟まれて、少しずつ心が疲弊しモチベーションが下がるのでしょう。


現職が忙しく
転職活動に集中できる時間が取れない



働きながら転職活動をしていると現職が忙しくて転職活動が思うように進まず、結局そのままモチベーションが下がって転職活動を中断してしまうこともあります。
また、すでに退職届を提出していて「1ヶ月後に退職する」という制限があると、限られた時間の中で実務や残務処理、さらには引き継ぎなどに時間を取られるなど忙しい中で転職活動を行なっていかなければならないので大変です。
当たり前ですが転職は活動しなければ進まないので、そもそも活動する時間が確保できないとモチベーションはどんどん下がっていってしまうでしょう。


自分の時間が取れずにストレスが溜まる



在職中に転職活動を始める場合、仕事終わり休日の時間を使って書類作成面接求人のリサーチ資格勉強などをしなければならないので自分の時間が削られます。
転職が長引けば長引くほどストレスが溜まっていきますが、現実はプライベートが圧迫されてリフレッシュする時間もありません。
「大事な時期」と理解しているとはいえ、好きなことや自分の時間を確保できないと疲れてしまってモチベーションが下がるため、適度に休むことも大切です。

転職活動でモチベーションを維持する・上げるための方法



ここまで転職活動でモチベーションが下がる理由についてご紹介してきましたが、転職活動においてモチベーションは下がるものだということを理解して進めていくことが大切になります。
しっかりと自分のモチベーションをコントロールしながら転職活動を進めていくためには、どういったことを意識すれば良いのでしょうか?
ここからは、転職活動でモチベーションを維持する・上げるための方法についてご紹介していきます。


自己肯定感を高める



何度も書類選考や面接で落ちていると、会社から自分のことを否定されているような気持ちになってどんどん自信を失くしてしまうこともあるでしょう。
しかし世の中にはたくさんの会社があり、中には自分に合ったところもあるはずですので、あまり落ち込み過ぎずに転職活動を進めていくことが大切です。 
それでも自信や自己肯定感が失くなってモチベーションが下がってきたら、今の自分にできるこや会社で身につけたものをリストアップして自分の良いところを探してみてください。

自分で探すのが難しい場合は、家族や友人など自分のことをよく知る人物に「自分の長所は何だと思う?」と聞いてみるのも1つの方法です。


転職に成功した後の人生をイメージしてみる



転職が思うように進まないとなかなか終わりが見えてこず、途中でモチベーションが下がる原因になってしまいます。
そのため「何だか上手くいかないな」「このまま決まらないんじゃないか」と思ったときは、転職に成功した後の人生を思い浮かべてみると良いです。

新しい職場・環境で働いている姿や働いて得たお給料で何を買おうかなど、モチベーションが上がりそうなことをイメージして転職活動に臨んでみてください。


自分が望む条件の範囲を広げてみる



いろんな企業の求人に応募しているのに転職先が決まらないという場合は、希望条件に対するこだわりが強過ぎるのかもしれません。そういったときは一度自分が望む条件を見直してみて、その条件の範囲を広げてみたり優先順位を変えてみたりするのもモチベーションを維持する1つの方法です。
例えば「今よりも多い収入が得られるところにいきたい」と思って給与面を重視して探している場合は、スキルアップやキャリアアップを重視してみるのも良いでしょう。
今よりもスキルや知識を身につけることができればその分仕事の幅も広がりますし、仕事の幅が広がれば仕事ぶりが評価されて給与アップや昇進の可能性も見えてくるはずです。


スキルアップの勉強をする



多くの企業は、できるだけ即戦力になる人材を求めていますので、自分の能力を最大限発揮できるように転職活動の合間にスキルアップや資格の勉強をしてみることもおすすめします。
企業によっては、スキルや資格を確認して採用するかどうかの判断材料にすることもありますし、面接で自己PRするときの強力な武器にもなるでしょう。
それだけでなく勉強をすることで知識を身につければ自分の成長に繋がるので、「ただその場で足踏みしているわけじゃない」と実感でき自己肯定感アップにもなります。


うまくいかなかった理由を分析して次に活かす



面接や仕事においては、どうしても「失敗することは良くないこと」という認識を持ってしまいがちですが、むしろ失敗は成功の元として捉えるのが良いです。
人は「トライアル&エラー」を繰り返して少しずつ成長していくものですので、面接で失敗しても「なぜうまくいかなかったのか」の理由を分析して次に活かしましょう。

きちんと分析することで失敗のリスクを減らしていけば、面接でも手応えを感じられるようになってきますし、モチベーションアップにも繋がります。


転職に成功した知り合いに相談してみる



人によっては転職することをなかなか人に相談できず、孤独な戦いを強いられることもあるのではないでしょうか。
しかし、誰にも相談せず1人で転職活動をしていくのは精神的に辛くなることもあるので、時には家族や友人に相談してみるのも1つの方法です。

特に身近な人で最近転職に成功したという人がいるなら、その人に転職で成功するコツやポイントを聞いてみるのも良いと思います。
 1人で思い悩み続けるよりも第三者からのアドバイスをもらうことで、転職活動に対するモチベーションアップや維持になるでしょう。


プロのアドバイザーに相談する



転職に成功した知り合いが身近にいないという場合は、転職エージェントなどプロのアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。
転職アドバイザーは、これまで数多くの人を転職成功に導いてきたプロですので、これまで自分では気づかなかった角度からアドバイスしてくれることもあります。

 他にも自分の希望する条件に見合った求人を紹介してくれたり面接の練習を行なってくれたりもするので、転職活動が思うように進まなくなったら相談してみてはいかがでしょうか。

じょぶるのサポートで
モチベーションを維持して転職活動に臨もう



今回は、転職活動が思うように進まずモチベーションが下がっている方に向けて、転職活動でモチベーションが下がる理由モチベーションを上げるための方法・維持する方法についてご紹介しました。

転職活動でモチベーションが下がってしまう理由としては、主に以下のようなものが挙げられます。

自分が望む条件の転職先がなかなか見つからない
書類選考や面接で落ちてしまう
自分が思っていた市場価値と実際のギャップ
家族や周りの目線が気になってくる
現職が忙しく転職活動に集中できる時間が取れない
そして転職活動でモチベーション維持やアップするための方法としては、次のようなことを意識すると良いでしょう。

自己肯定感を高める
転職に成功した後の人生をイメージしてみる
自分が望む条件の範囲を広げてみる
スキルアップの勉強をする
うまくいかなかった理由を分析して次に活かす
転職に成功した知り合いに相談してみる
プロのアドバイザーに相談する
じょぶるでは、転職活動に励んでいる方が希望する条件の会社に入社できるようにさまざまなサポートをさせていただきます。
書類選考に通らないという方には添削サポートでご自身の魅力が伝わる履歴書や自己PRの書き方を、面接で上手く話せないという方には面接の練習をしてアドバイスを行うなど、モチベーションを維持しながら転職の成功を目指すことが可能です。
もちろん条件に見合った求人のご紹介などもさせていただきますので、入社してから転職に失敗したということがないように全力でサポートいたします。
「転職のモチベーションが下がってしまった」「転職活動が思うように進まず落ち込んでいる」という方は、ぜひじょぶるにご登録ください。