このページで得られる情報
●求人探しのコツ
●自分に合った転職先を見つけるためのポイント
転職活動を始め、さまざまな求人情報に目を通してみたものの、なかなか自分に合った求人が見つからない方もいるのではないでしょうか。
求人情報を見ても企業の魅力や雰囲気がわからなかったり、知りたい条件が曖昧に記載されていたりと、転職先を探すだけでも一苦労です。この記事では、そんな転職活動中の方や求職者の方に向けて、じょぶるの転職アドバイザーが求人探しのコツや自分に合った転職先を見つけるためのポイントをご紹介します。
01.求人探しや転職活動をする際の重要ポイント
転職活動を効率よく進めながら、自分に合った求人を見つけるためには、いくつかのポイントを知っておく必要があります。
このように求人を探すうえで押さえておきたいポイントがあるのです。
それぞれの項目について、以下で詳しく解説します。
01-1. 転職において重視したいことを決める
求人情報を探す際、まずは自分自身が重視したいことを決めましょう。希望条件が高すぎたり特にやりたいことがなかったりすると、転職活動を始めても思うように進みません。
転職活動を始めるにあたって、何を軸に求人情報を探すのかを決めてみてください。例えば、以下のようなものを軸にすることができます。
上記のような軸となるものを先に決めたほうが、転職活動中に希望条件がブレることがなく、また効率よく求人を絞り込めます。
01-2. 自分自身の外せない条件を決める
転職活動を行う際、自分自身の外せない条件を決めておくとよいでしょう。求人に対して理想をいえば、「給料がよくて休みが多い、更に雰囲気もよくて通勤しやすくて……」とたくさん出てきます。しかし理想の条件が揃った企業・会社を見つけるのは、非常に大変で時間がかかります。
例えば物件探しをする際も、「駅近で築浅で治安がよくて家賃が安くて広くてバストイレ別で……」といった物件があればよいですが、実際に理想の条件が全て揃った物件を見つけるのは難しいです。
外せない条件を決めきれない場合は、条件に優先順位をつけましょう。優先順位をつけることで絶対に外せない部分と妥協できる部分がはっきりし、効率よく転職活動を進められます。
01-3. 転職市場の動向や需要を知る
求人情報サイトや雑誌、Web広告、SNSなどをチェックしていると、さまざまな求人情報があります。普段からいろんな求人情報に触れることで、求人が増える時期や需要のある職種などの把握に繋がります。
例えば近年の転職市場動向を見ると、IT・通信業界では2030年に79万人の人材不足が予測されています。そのため、Slerや社内SE、コンサルティング会社などでITエンジニアの需要が増えています。
上記のような業界では、ITエンジニア不足が常態化していることもあり、未経験者の採用も活発に行われています。また経験があれば書類選考に通過する可能性も高まるでしょう。
こうした転職市場の動向などを把握しておけば、自身の転職先の候補が拡がりますし「今身につけておくべきスキル」なども見えてきます。
さらに求人情報に記載されている年収や待遇、求めるスキルといった条件を確認しておけば、転職市場における今の自分の人材価値を把握することが可能です。転職活動中に勉強をしたりスキルを身につけたりといった準備をすれば、希望の職種・企業へ転職できる可能性も高まります。
01-4. 自己分析をする
転職活動を行う際は、事前に外せない条件を明確にし、転職市場の動向を知ることが大切です。しかし条件先行で転職活動を進めるのではなく、まず自己分析を行うのがよいです。
「この会社は給料がいいな」「このスキルなら転職できそう」といったように条件を基準に転職活動をすると、いざ面接となったときにうまく志望動機や将来展望を答えられません。
こういった自己分析を繰り返し、転職の目的を明確にすることで、転職活動のモチベーションも高まります。また面接時に自分と企業が互いに求めることを確認しやすくなります。
01-5. 求人の視野を広げる
転職活動を進める際は、ある程度志望する業種・職種が決まっている方も多いと思います。これまで勤めてきた会社と同じ職種・業種で、働きたい方もいるのではないでしょうか。しかし、転職市場を把握しながら自分の人材価値を客観的に見直すことで、志望している分野以外でも活躍できる可能性が見つかるかもしれません。
例えば、「営業として働いていたけど、これまでの実績や経験を活かせばコンサルタントとして活躍できるかもしれない」といったことや「Webデザイナーだけどディレクション業務にも携わっていたから、Webディレクターとしても働けるのでは」といったことが見えてきます。
自分の肩書きやポジションだけにとらわれず、普段どういった業務を行なっていたか、どんなスキルを持っているかを客観的に再確認することで求人の視野も広がります。
02.悩み別！求人情報の上手な探し方とコツ
転職活動を始めよう！といざ決めても、人によってさまざまな悩みを抱えていると思います。中には求人情報サイトの利用が初めての方もいらっしゃれば、時間が限られており効率的に転職活動を進めていきたい方もいるでしょう。
ここからは、人それぞれが抱えている悩みや属性に沿って求人情報の上手な探し方やコツをご紹介していきます。
02-1. 求人情報サイトの利用が初めての方
今まで求人情報サイトを利用したことがない方は、まず登録してみることから始めましょう。条件や転職の目的がはっきりしている場合、給与や職種、雇用形態、勤務地などを指定して検索することができます。求人情報サイトによっては、さらに条件を絞って求人情報を検索することも可能です。検索結果に表示された求人情報を一つずつ確認してみて、自分の条件に見合う求人を探してみましょう。
02-2. 時間が限られているため、効率的に求人を探したい方
人によっては、すでに離職することが決まっている方もいると思います。その中で次の転職先が決まっていないと焦りもありますし、できるだけ早く転職先を探したいのではないでしょうか。
そういった際は「急募」の求人情報を探すのも一つの方法です。求人情報サイトの中には、急募の求人を条件に指定して検索できるところもあります。急募のところであれば、書類選考や面接日の決定などもスムーズに進む可能性があります。
もしくは、企業に求める条件のハードルを少し下げることで、マッチする求人の数が増えます。エリアを広げる、職種を広げるといったことも検討してみてください。
02-3. 条件にこだわりがある、どんな情報を参考すればいいのかわからない方
転職先の条件にこだわりがある方やどんな情報を参考にすればいいのかわからない方は、まず求人情報の内容をしっかりと熟読するようにしましょう。
給与・賞与や福利厚生、休日の日数といった項目だけではなく、それ以外の部分にも目を通してみてください。求人情報サイトによっては、かなり細かく企業情報や求める人材などを記載しているところもあります。
他にも気になる企業があれば、企業サイトをチェックするのも一つの方法です。企業サイトには、会社概要や代表挨拶、社員インタビュー、事業内容、企業理念、採用ページなどがあります。気になる企業のことを詳しく知れるので転職活動の参考になるはずです。
02-4. 新しいキャリアを歩みたい方
転職を機に新しいキャリアを歩みたいと考えている人は、まず自分がどんな仕事に興味があるのか、今のスキルを活かせる仕事はないかを考えてみましょう。
今まで日々何気なく行なっていた業務の中に、新しいキャリアへのヒントが隠されている可能性もあります。「自分には大したスキルがない……」と思っていても、別の会社ではとても重宝されたり求められたりするスキルである可能性も十分にあります。
また、求人情報サイトには、「未経験者歓迎」「未経験可」といった求人情報を取り扱っている場合もありますので、まずは探してみることから始めましょう。
02-5. ワークライフバランスを取りたい方
ワークライフバランスとは、日本語に直訳すると「生活と仕事の調和」という意味です。
①生活が充実することによって仕事のモチベーションが上がり捗る
②仕事がうまくいくことで生活が潤うようになる
このように生活と仕事の相乗効果のことをいいます。
ワークライフバランスを意識した働き方を望む方は、残業少なめの求人やフレックスタイム制の求人を探してみるのも一つの方法です。
また会社の方針として、ワークライフバランスを掲げているところもありますので、企業サイトなどを確認してみるのもよいでしょう。求人情報ではわからない場合は、応募時や面接時に質問しましょう。
02-6. 資格を活かしたい方
これまでに取得した資格の中には、転職先で活かせるものがあるかもしれません。まずは、自分が持っている資格を整理してみることから始めましょう。
また、その資格がどういった役割を持っているのか、どういった業種で活かせるのかをしっかりと調べることも大切です。今の職場で全く活かせていないからといって、次の職場でも役立てられないわけではありません。求人情報の中には、「資格所有者優遇」といった求人もあります。
やりたいことが明確にあるなら、転職に向けて資格の勉強を始めるのも一つの方法です。
02-7. 育児と両立したい方
毎日、家事や育児をしながら働いている方も多いと思います。最近では、「ワーママ（ワーキングママ）」という言葉も浸透しつつあります。しかし子供が急に熱を出して急遽欠勤することになると、会社に迷惑をかけてしまったと精神的ストレスになることもあります。そういった方は、企業内保育所のある求人情報を探してみるのもよいでしょう。
また最近では、在宅ワークの人気も高まっています。企業に属しながら在宅でお仕事ができたり、フリーランスとして在宅ワークをしたりする方も増えています。在宅ワークなら、家事や育児をしながら、空き時間に自宅で仕事をすることも可能です。
02-8. シニアの方
現代社会では、中高年層の方ほど転職が難しい傾向にあります。また加齢によって自分の体力・気力に自信がなくなり、転職や再就職に踏み出せない方も少なくありません。しかし長く社会人生活を過ごしているからこそ、仕事における経験が豊富であり、若者にはないスキルを持っている可能性もあります。
まずは自分が持っているスキルや強みを再認識し、アピールできることをまとめましょう。そのスキルに合った求人情報を探すことで、自分に適した転職先が見つかるはずです。また場合によっては、役職者などのポジションで採用してもらえる可能性もありますので、ベテランだからこその強みを最大限活かしましょう
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転職活動の中で、疑問や不安があればお気軽にアドバイザーにご相談ください。