WEB面接マナーを知ろう!場所・背景・服装などの注意点について

求職者向け


これまで就職活動や転職活動で面接を受けるとなると、基本的に応募先の会社に訪問して行うことが普通でした。
しかし昨今の新型コロナウイルスの影響により、対面での面接からWEB(オンライン)を用いた面接スタイルが主要となりつつあります。

WEB面接を行う場合は、対面での面接とは異なるポイントに注意が必要です。就職・転職活動を行なっている方は、これからWEB面接の機会も増えてくるでしょう。事前にWEB面接における面接マナーや注意点の知識をしっかり身につけておくことが大切です。

そこでこの記事では、WEB面接のマナー注意点についてご紹介していきます。



時間に余裕を持つ、事前確認を怠らない



WEB面接においては、その面接方法の特性上、対面形式では起こり得ない問題が起こる可能性があります。
よくあるのが「ラグ」です。Wi-Fiなどの影響で通信回線が悪くなり、接続しづらかったり、面接中に「声が途切れる・動きが止まる」といったことが起こり得るのです。

そのため、WEB面接までにしっかりと通信環境やWEB面接で使用するツールの設定・ログインなど、事前確認を怠らないようにしましょう。WEB面接の時間がきたときに、スムーズに始められるように備えておくことが大切です。

WEB面接の本番前に問題ないかテストしよう

WEB面接の注意点としては、通信環境や設定ミスなどに関する部分があげられます。
上述のようにWi-FiやWEB面接で使うツールの設定の確認を忘れてはいけませんが、パソコンのカメラマイクの設定などもきちんとチェックするようにしましょう。

自分でも気づかないうちに、カメラやマイクがオフになっていることもあります。オンになっていても、きちんと動作するかテストしておくことも大切です。友達や家族に協力してもらって、実際にツールを使ってみるのもよいでしょう。

あとは、パソコンのアップデートがないかの確認も忘れてはいけません。パソコンによっては、自動アップデート設定になっていることもあり、いざ面接を始めようと思ったらアップデートが始まってしまったというケースもあります。お使いのパソコンのソフトウェアが最新の状態になっているか確認しておきましょう。

面接開始時間の5〜10分前にはスタンバイしておく



対面形式の面接でも、開始時刻より少し早めに訪問するのが基本です。
WEB面接でも同じように、面接開始時間の5〜10分前にはスタンバイしておきましょう。自宅だからといって、ギリギリまでくつろいだり家事をしたりするのではなく、しっかりと面接に備えておくことが大切です。

時間に余裕を持っておけば、何らかの不具合やトラブルが発生した際に対処する時間を確保できます。
会社によっては、事前に「5〜10分前にはスタンバイしておいてください」と伝えられるケースも少なくありません。たとえ伝えられていなくても、パソコンを起動したり資料やメモ帳を準備したりして、万全の態勢を整えておきましょう。

WEB面接でも服装には気を遣う



WEB面接を行う場合も、対面形式と同様に服装に気を遣うことが大切です。
基本的には、リクルートスーツを着て臨むようにしましょう。実際に会うわけでなくても、身だしなみはきちんと整えて気を抜かないようにしてください。

面接で見られるのは、応募者本人の能力や中身だけではありません。会社は、集団で活動する場ですから、良好な人間関係を築くためにも身だしなみは大切です。特に初対面の場合には、見た目が第一印象を決めると言っても過言ではありません。

また「外見は、内面の一番外側」という考え方もあります。清潔感や細かい部分にも気を遣えるかどうかは、会社という組織の中で働くうえでは非常に大切なポイントとなるでしょう。

WEB面接でも服装は全身整えること

WEB面接は、基本的に上半身しか映りません。だからといって、上半身だけちゃんと整えて、下半身は私服や部屋着のままということは絶対にやめましょう。不意に立ち上がる可能性もありますので、たとえ見えなくとも服装は全身整えるようにしてください。

またカメラの角度によっては、服装がきれいに映らないこともあります。自分では整っているように見えても、相手から見たら乱れているように感じる場合もあるでしょう。そうなってはもったいないので、事前にカメラの角度や座り方などもチェックしておくことをおすすめします。

静かな場所で面接に臨む



WEB面接のマナーや注意点としては、面接を受ける「場所」も重要なポイントです。
WEB面接を行うときは、必ず静かな場所を選ぶようにしましょう。騒音や雑音のある環境下であれば、面接官の声も聞き取りづらく、こちらの声も届きづらいです。

また最近のパソコンのスピーカーやイヤホンには高性能なものも多く、小さな音も拾ってしまうことがあります。
そういった音が邪魔して、お互いに気が散り面接に集中できないことも考えられるので、面接場所は静かな場所を選んでください。

基本的には自宅・自室で臨むこと

WEB面接を行う際は、基本的に自宅・自室で臨みましょう。
もし実家暮らしなど同居人がいるのであれば、事前にWEB面接を行う旨を伝えておき、その間静かに過ごしてもらうなど協力を仰ぐことも大切です。

もし自宅周辺で工事をしているなど静かな環境を用意できない場合は、レンタルスペースインターネットカフェホテルの一室などを利用する方法もあります。
その場合は、インターネット環境が安定しているかどうかの確認も忘れないようにしましょう。

またタイピングやマウスのクリック音なども拾ってしまい、面接の妨げになる可能性があります。そういったことを避けるために、メモを取るときはペンやノートを使うとよいでしょう。

背景の映り込みに気を付ける



WEB面接では、映り込む背景に気を遣うのもマナーです。
例えば、散らかったままの部屋が背景として映り込んでいると、面接官としては良い印象を抱きません。「事前に片付けや準備ができない人、配慮に欠ける人」だと思われる可能性もあるでしょう。
自分自身は、しっかり面接準備ができていても、背景によってマイナス印象を与えてしまうかもしれません。このように「たかが背景されど背景」なのです。

基本的には、何もない壁やカーテンを背景にすれば問題ありません。脱いだままの衣服や放ったらかしのゴミなどが映り込まないように片付けておきましょう。

ツールによって画面の背景を設定できる

部屋の間取りや空間のレイアウトによっては、背景に何かしら映り込んでしまうという方もいると思います。そういった場合は、ツールによっては無料アカウントでも画面背景を設定することが可能です。

また画面背景にもいろんな画像がありますが、基本的にはシンプルなものを設定しましょう。
屋外の画像やさまざまなものが映り込んだ画像を背景にしてしまうと、面接官が目移りして集中できない可能性もあります。一般的な白背景などを選べば問題ありません。

その他のWEB面接のマナー

WEB面接においては、これまでご紹介したマナーや注意点のほかにも気をつけるポイントがいくつかあります。WEB面接といっても、基本的には対面での面接と大きくは変わりません。

最低限の面接マナーを押さえて、WEB面接に臨みましょう。ここからは、上記でご紹介したこと以外で、気にするべきマナーや注意点をご紹介していきます。

カメラを見るように意識すること



WEB面接をするときは、WEBカメラを使用して画面越しに受け答えすることになります。
このとき、ついやってしまうのがパソコンの画面を見ながら話してしまうことです。WEB面接において、面接官と目を合わせるためには、カメラのレンズを見る必要があります。

話すときは、相手の目を見ることが大切です。しかしWEBカメラだと、つい画面を見てしまい、視線が下向きになってしまいます。そうなるとうつむき気味になり、消極的に見えたり自信がないように思われる可能性があるので注意が必要です。

しっかりと挨拶をすること

WEB面接においては、当たり前ですが入室・退室といったものがありません。
本来であれば、入室時や退室時に挨拶がありますが、WEB面接はルームにアクセスすればすぐ対面することになります。始まり方が対面とは異なりますが、それでも挨拶はしっかりとしましょう。

また面接開始前と終了後も、きちんと挨拶することを忘れないでください。面接中も同じことが言えますが、ゆっくり・はっきりと話すことを心がけて、相手が聞き取りやすいように意識しましょう。

不要な通知は切っておくこと



面接中は、できるだけ余計な音を断ち切ることもマナーです。
例えば、スマホをマナーモードにしておらず、面接中に通知音が鳴ってしまったというのは避けたいところ。基本的には、マナーモードにして離れたところに置いておくか、電源を切っておくとよいでしょう。

ちょっとした音が面接の妨げになることもありますし、印象を下げる要因にもなりかねません。用意周到であるくらいがちょうどいいと思って、入念に準備して面接に臨みましょう。

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今回は、WEB面接における面接マナー注意点についてご紹介しました。
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